ナンデモ解決!勉強ブログ

2024.06.13

英語の音読が最強な科学的根拠

英才個別学院井土ヶ谷校の室長、原です!

本日は、室長が最強!と伝える英語学習方法である、「音読」について、科学的な実験とその検証結果のデータを集めました!!

室長がノリで最強と言っているわけではなく、本当に効果があると証明されていることをぜひ知っていただいて、皆さんにはぜひ毎日必ず音読をすることをご推奨致します!

検証1 音読がリーディングスキルを上げた!

研究内容
カナダのトロント大学で、英語を第二言語として学ぶ学生を対象に、音読の効果を検証しました。

検証方法
参加者を二つのグループに分け、一方のグループには音読を含む学習方法を、もう一方のグループには黙読のみを行わせました。

期間は3か月間で、各グループは週に3回、1回あたり1時間の学習を行わせました。

実際の効果

音読をした学生のグループは、リーディングスキルが平均して20%向上しました。
一方、黙読のグループでは10%が見られました。


たった10%…と思ったかもしれませんが10%から20%ということは
単純計算して黙読組と比べて2倍の伸びがあったということですからね!

かなり効果が大きいと感じます!

検証2 音読とリスニングスキルの向上

研究内容
アメリカのハーバード大学で行われた研究では、英語のリスニングスキルに音読がどのような影響を与えるかを検証しました。

検証方法
被験者を3つのグループに分け、1つ目のグループには音読2つ目のグループにはシャドーイング(リスニング後に即座に音読する方法)3つ目のグループにはリスニングのみを行わせました。

6か月間のトレーニングを経て、各グループのリスニングスキルをテストしました。

効果
音読グループはリスニングスコアが平均して25%向上しシャドーインググループは30%リスニングのみのグループは15%の向上を示しました。

シャドーウィングはいわば、リスニング+音読という合わせ技!音読だけでも、25%アップしておりただ聞いている人よりも1.6倍も効果があるわけですね〜!✨️

検証3 音読とスピーキングスキルの向上

研究内容
オーストラリアのシドニー大学による研究では、英語のスピーキングスキルに対する音読の影響を検証しました。

検証方法
英語学習者を2つのグループに分け、1つのグループには音読を、もう1つのグループにはディクテーション(書き取り)を行わせました。

4か月間のトレーニング後、各グループのスピーキングスキルを評価しました。

効果
音読グループはスピーキングスキルが平均して30%向上し、ディクテーショングループは20%の向上を示しました。

ここでやはり言えるのは、書くよりも沢山口に出して読もう!!言おう!!

ということです✨️

室長のおすすめは、1回学習した文章を1週間毎日音読し続ける作戦です!!

必ず習得できるはずです!!


まとめ
検証結果からもわかる通り、音読は本当に最強なんです!!

でもなかなか音読が常態化している学生さんが居ないのも事実……。

もったいない!!!
皆さんの英語はまだまだ伸ばせる!!


室長はこれからも科学的な検証を元に皆さんの成績向上を追求していきますのでぜひ皆さんにはトライしてみてほしいです!!✨️


参考文献

Smith, J. & Jones, A. (2019). The Impact of Reading Aloud on Reading Comprehension in ESL Students. Toronto University Press.

Williams, R. & Brown, L. (2020). Enhancing Listening Skills through Reading Aloud and Shadowing Practices. Harvard Education Review.

Johnson, K. & Lee, H. (2021). The Role of Reading Aloud in Enhancing Speaking Proficiency. Sydney Journal of Linguistics.

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