ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.02.06
成績が伸びる子と伸びない子の違いとは? 科学的根拠に基づく分析
こんにちは!
井土ヶ谷駅徒歩30秒、小学生・中学生・高校生対象の個別指導塾である英才個別学院 井土ヶ谷校の室長の原です!
「うちの子、頑張っているのに成績が上がらない…」
そんなお悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?
実は、成績が伸びる子と伸びない子には、行動の違いや学習の仕組みに基づく明確な違い があります。
今回は、科学的な研究を交えながら、その違いと改善策を解説します!
① 目的を持って勉強しているか?(目標設定と成績の関係)
▶ 伸びる子の特徴
「この単元を完璧にする!」と、目的を意識して勉強している。
→ 目標設定はモチベーションと学習効果を高める ことが科学的に証明されている。
▶ 伸びない子の特徴
「とりあえず宿題を終わらせる」「時間だけ机に向かう」など、目的意識が低い。
→ 目的がないと、集中力が低下し、学習内容の定着率が悪くなる。
🔬 科学的根拠
ロック & ラサム(1990) の研究では、具体的な目標を持つ学生は、持たない学生に比べて学習成果が20〜25%向上 することが示されています。
また、目標の達成感がドーパミンを分泌 し、やる気を維持する効果も確認されています(Schultz, 2015)。
💡 どうすれば改善できる?
✅ その日の学習目標を明確にする(例:「英単語10個を完璧に覚える」)
✅ 「なぜこの勉強をするのか?」を考えさせる(例:「テストで80点を取るため」)
② 「分かったつもり」で終わっていないか?(メタ認知能力の影響)
▶ 伸びる子の特徴
学んだことを自分で説明できるレベルまで理解しようとする。
→ メタ認知能力(自分の理解度を把握する力)が高いと成績が向上する。
▶ 伸びない子の特徴
「授業を聞いたから大丈夫」「なんとなく解けた」と、深く考えずに先へ進む。
→ 自分の理解度を正しく評価できず、実際には知識が定着していない。
🔬 科学的根拠
ダンニング=クルーガー効果(Kruger & Dunning, 1999) によると、「できると思っているが実際にはできていない」人が多い ことが証明されています。
また、メタ認知能力を鍛えると、テスト成績が平均15〜25%向上する という研究結果もあります(Bjork et al., 2013)。
💡 どうすれば改善できる?
✅ 「なぜそうなるのか?」を考えさせる(例:「この公式はどういう仕組み?」)
✅ 1人で解き直し、説明できるか試す(フェインマン・テクニック を活用)
③ 間違えた問題を放置していないか?(エラー学習の効果)
▶ 伸びる子の特徴
間違えた問題を放置せず、「どうすれば次は間違えないか?」を考える。
→ エラー(間違い)を活かすことで、記憶の定着率が高まる。
▶ 伸びない子の特徴
「とりあえず解き直したしOK!」と、解答を見ながらやり直し、すぐに忘れる。
→ 反省せずに同じミスを繰り返す 可能性が高い。
🔬 科学的根拠
エラー学習(Metcalfe, 2017) によると、間違いを分析し、再学習することで記憶の定着率が30%以上向上 することが確認されています。
また、1週間後に再度解き直すことで、記憶の保持率が2倍に なる(Roediger & Karpicke, 2006)ことも示されています。
💡 どうすれば改善できる?
✅ 「なぜ間違えたのか?」を考えて記録する(例:「計算ミス」→次はどこを気をつける?)
✅ 1週間後にもう一度解き直し、本当に理解できているか確認
まとめ
✅ 目標を持つことで学習効率が向上する(ロック & ラサム, 1990)
✅ メタ認知能力が高いと成績が伸びる(Bjork et al., 2013)
✅ 間違いを活かすことで記憶定着率が上がる(Metcalfe, 2017)
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