ナンデモ解決!勉強ブログ
2025.03.26
間違えてもOK!“難問チャレンジ”で記憶力アップ!?
こんにちは!
井土ヶ谷駅徒歩30秒
小学生・中学生・高校生対象の個別指導塾である
英才個別学院 井土ヶ谷校の原です!
今回も検証でわかっている効果的な学習方法についてお知らせします!!
それではいきます!!
↓↓↓
「え、間違える方が覚えられるの!?」
みなさん、問題集をやるときって、「なるべく正解できそうな問題からやりたいな~」って思いませんか?
でも、実はこれ、もったいない!
なんと、「ちょっと難しすぎて間違えちゃう問題」にあえてチャレンジすることで、
そのあとに学んだ内容がグッと記憶に残りやすくなるっていう研究があるんです!
■実験で分かった「間違えること」のスゴさ
アメリカのコーネル大学とUCLAの研究チーム(Kornell, Hays, & Bjork/2009年)では、こんな実験を行いました。
まず、大学生たちにわざと正解できないような難しい問題を出します。
そのあとで、ちゃんとした正しい答えや説明を学ばせます。
さらに1週間後にテストをして、記憶にどれだけ残っているかを調べました。
すると……
✅ 正解できなかったのに、あとから学んだ内容の記憶率が30%以上アップ!
「間違える=ダメ」じゃないんです。
間違えることで、脳が“あれ?なんで?”とひっかかりを持ち、記憶に残りやすくなるんですね。
■じゃあ、どうやって勉強に活かすの?
この研究のすごいところは、日々の勉強にもすぐに応用できること。
たとえば…
・学校の予習で、あえて教科書を見ないで解いてみる
・むずかしめの応用問題に先に挑戦してみる
・わからなくても、「こうじゃないかな?」って考えてみる
そのあとで、答えや解説をちゃんと読めばOK!
むしろ、最初に間違えておく方が、覚えやすくなるんです。
うちの教室でも、この“まずは考えてみて間違える力”を大事にしています。
「わからない問題に挑戦してみよう」
「失敗してもいいから、考えてみよう」
そうやって、「間違えてOK!」という空気の中で、どんどん力を伸ばしていく生徒がたくさんいます。
もし「勉強、なんか覚えにくいな~」と思っている人がいたら、
ぜひ、ちょっと難しめの問題にチャレンジしてみてください。
「間違ったとき」こそ、成長のチャンス!ですよ!
■おわりに
「どうせわからないし…」って問題を飛ばしてた人
今日からは、あえてぶつかってみてください!
それが、あなたの記憶力・理解力アップにつながる一歩かもしれません!