ナンデモ解決!勉強ブログ

2025.03.29

【教育心理学で解説】通知表の「関心・意欲・態度」を爆上げする3つの科学的アプローチ

 こんにちは!!

 
井土ヶ谷駅徒歩30秒
小学生・中学生・高校生対象の個別指導塾である
英才個別学院 井土ヶ谷校の原です。



いきなりですが、、、
 
 
 
通知表にある “関心・意欲・態度” って、どうすれば上がるの?
 
 
これは多くの保護者様や生徒の皆さんから寄せられる質問です。
 
  

実はこの評価欄、
先生の印象評価が強く影響するため、心理学的アプローチで対策すると効果的なんです!
 
  

今回は
教育心理学・対人心理学の視点から、学校の先生に「この子、意欲があるな!」と思わせる科学的な行動術を紹介します。



✅① 【初頭効果】授業開始5分で印象が決まる

心理学には「初頭効果(primacy effect)」という言葉があります。
これは、最初に与えた印象が後々まで強く残るという現象です。


つまり、授業の最初の5分間に「前向きな姿勢」を見せると、その日の評価が良くなる可能性が高いのです。

💡おすすめ行動
- 授業開始時に教科書をすぐ開く
- 先生の顔を見てうなずく
- 黙って静かにスタンバイ


これだけで「この子、ちゃんと聞くタイプだな」という印象が残ります。



✅② 【ピグマリオン効果】先生の期待は成績と態度に影響する

ピグマリオン効果とは、「教師が生徒に期待をかけると、その期待に応じて生徒の成績や行動が向上する」という心理効果です(Rosenthal & Jacobson, 1968)。

つまり、先生が「この子はやる気がある」と思えば思うほど、その子の評価も上がりやすくなります。

💡おすすめ行動
- 小さなことでも積極的に質問する
- プリントを少し早めに出す(余裕を見せる)
- 授業後に「今日のここが難しかった」と伝えてみる


→「やる気あるな」というラベリングがされれば、先生の中で無意識に評価が上がります。


 ✅③ 【社会的望ましさバイアス】集団の中で“前向き”な役割を演じる
 
人は「社会的に望ましい行動」を取る人に対して、良い評価をしやすい傾向があります。これを社会的望ましさバイアスといいます。

学校という集団の中では、静かに話を聞き、他人を尊重し、協調的にふるまうだけで「態度が良い」と評価されやすいのです。

💡おすすめ行動
- 他人の発言をさえぎらない
- ノートを見せてあげるなどの協調性
- 先生の話を聞いてリアクションを取る(「なるほど」「そうなんだ」)
 

 
🎯まとめ:評価は「テスト」だけでなく「印象」で上がる!


先生は毎日何十人もの生徒を見ています。
だからこそ、「この子は前向きだな」と感じる行動をしているかどうかが、「関心・意欲・態度」評価を左右します。

そして、その印象は心理学的に操作可能なんですね!!!


ぜひ皆さんも人間心理をもとに、一緒に成績を上げませんか!?
 
 
 
 
英才個別学院 井土ヶ谷校ではそんな面白いお話も皆さんとしていきます!!✨
ぜひ学校の成績を上げる戦略を知りたい方はどしどしご相談くださいねっ!!
 
  

 
🔍参考文献
- Rosenthal, R., & Jacobson, L. (1968). *Pygmalion in the Classroom.*
- Aronson, E., Wilson, T. D., & Akert, R. M. (2018). *Social Psychology.*
- Slavin, R. E. (2015). *Educational Psychology: Theory and Practice.*

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