ナンデモ解決！勉強ブログ

 こんにちは！

英才個別学院 井土ヶ谷校の室長の原です！！

今日は、少し変わった方法で記憶力を高める「空中描写」という新しい学習法をご紹介します。

皆さんは、勉強していて「覚えたはずの内容がテストになると出てこない」といった経験はありませんか？

実は、書いたり読んだりするだけでなく、「空中に描く」という方法が記憶力を高める効果があることが、最新の研究で明らかになりました。

「空中描写」とは、手にペンやノートを持たずに、頭の中でイメージしながら空中に文字や図を描く方法です。

実際に書かず、空間に向かって指や手を動かして、文字や図形をイメージして描くことで、脳内にそのイメージを深く刻み込ませるように意識します！

視覚化と身体の動きを組み合わせることで、脳が情報をより効果的に処理し、記憶に残りやすくなるのです。

フローニンゲン大学の研究で証明された効果

オランダのフローニンゲン大学で行われた研究では、空中描写を取り入れた学生が、従来のノート取りの方法を使用した学生に比べて15%も記憶力テストのスコアが向上したことが確認されました。この実験の研究者たちは、空中描写を行うことで脳が空間的に情報を処理し、記憶力や理解力が高まると結論づけています。

参考文献

"Air Drawing as a Cognitive Strategy for Memory Enhancement," University of Groningen, 2019

空中描写の具体的なやり方

それでは、実際にどのように空中描写を勉強に取り入れれば良いのでしょうか？

簡単なステップを紹介しますね！

1. リラックスして座る

   勉強机に座り、ノートや教科書を開いてください。ただし、書くのではなく手を動かす準備をします。

2. 暗記したい内容を空間にイメージする

暗記したい単語や数式、図を頭の中でしっかりとイメージします。

それが何であれ、目の前の空間にあるかのように想像しましょう。

3. 手で描写する

そのイメージを空中に指や手で描くように動かします。

例えば、英単語を覚えるなら、目の前に「air」「tree」などの単語を描くイメージで手を動かします。数学の公式やグラフも同様です。

4. 声に出す

   空中描写を行いながら、同時にそれを声に出して言ってみることで、視覚、聴覚、身体の動きを組み合わせ、さらに記憶力を強化します。

5. 繰り返す

   これを何度か繰り返すことで、脳に深く記憶が刻まれ、定着しやすくなります。

なぜ空中描写が効果的なのか？

空中描写は、脳のさまざまな部分を同時に刺激するため、記憶の定着が高まります！

単に目で見て覚えるだけではなく、手を動かすことで身体の感覚も活用し、脳全体で情報を処理するためです。

特に、視覚的な学習スタイルを持つ生徒にとっては、非常に効果的な方法と言えるでしょう。

空中描写を試してみよう！

もし「暗記が苦手」「覚えてもすぐに忘れてしまう」という悩みを持っているなら、ぜひ一度この「空中描写」を試してみてください。

特別な道具は一切必要ありません！

どこでも、いつでも実践できる簡単な方法です。

このように、勉強方法に迷ったときや、より効果的な暗記法を探していらっしゃたら

ぜひ英才個別学院 井土ヶ谷校にお気軽にご相談ください！

皆さんの学習をサポートする新しい方法を、これからもどんどんご紹介していきます！